このブログは乳がん及び婦人科系のがんについての日本語と英語のバイリンガルブログです。日本語の後に英文を載せています。

This is a Japanese/English blog. Posts about cancers are in both languages.

アルコール摂取量と乳がん発生率の関係-Alcohol Consumption and Increased Risk of Breast Cancer

アルコールは口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん、肝臓がん、そして大腸や直腸がんなどのリスクを高める要因として知られています。

ここ最近になり乳がんもこのリストに含められるようになりました!

ドイツ、フランスそしてイタリアの研究者の発表によると、彼らが今までに行われた研究内容を再検討した結果、一日に一杯の飲酒が女性の乳がんの発病率を5%高めるという事が分かりました。

また一日に3杯以上のお酒を飲む、いわゆるヘビードリンカーの人の乳がん発生率を最高50%まで高まるという事です。研究者発表者たちは113件のケーススタディーの研究の元に、アルコールの摂取量が乳がん発生率に関係しているのではないかという考えに至りました。彼らはヨーロッパと北米における乳がんの発がん者のうちの2%は軽度のアルコール摂取によるもの、そして全世界における約5万件が強度のアルコール摂取が発病の要因であると考えています。

この研究に当たった研究者達は、毎日飲酒する事は女性の乳がんのリスクを高めるので、お酒は控えめに、毎日ではなく時々頂くのが良いでしょうと警告しています。

この研究のリーダーであり、またドイツのヘイデルベルク大学の医学教授そして消化器系及びアルコール研究者のドクターセイツ(Dr. Helmut Seitz) は、健康状態が至って平均的な女性が乳がんになるリスクを高めない為には一日に一杯以上のアルコールを飲まない方が良いであろうと提唱しています。

乳がんはエストロジンの分泌と大きな関係があると言われています。このエストロジンの数値をアルコールを摂取する事により高め、その結果乳がん発生率が高まるのではないかと考えられています。またこの研究チームは、アルコール摂取量以外にも肥満による乳がんの発生率の増加も研究対象にしています。

研究内容発表元:

2012年、3月29日『Journal Alcohol and Alcoholism』上の『アルコールと乳がんの病態と発生/発病について(Epidemiology and Pathophysiology of Alcohol and Breast Cancer ) 』2012年更新(Updated by Helmut K. Seitz, Claudio Pelucchi, Vincenzo Bagnardi, and Carlo La Vecchia ) より。

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間違った知識は危険です!乳がんについてのQ&A (More Myths and Facts About Breast Cancer)

もしかして病気?などという疑問が頭をよぎった時、現実に直面するには勇気がいります。だから『迷信/言い伝え』等の間違った知識を信じてしまう事があります。特に病気に関しての『迷信/言い伝え』は治療を遅らす危険性を伴います。
間違いやすい思い込みや知識についてQ&Aです。

1)乳がん家系ではないので大丈夫
80〜85%の乳がん体験者の方はご家族に乳がんになった人がいません(乳がん家系ではない)。乳がん家系ではないから乳がんにならないという保証はありません。

2)私はまだ若いから大丈夫
乳がんは年齢に関係なく発病します。一般的には更年期の方が乳がんになる事が多いのですが、しかし 25%の方が50歳前に乳がんを体験しています。

3)乳がん=余命数ヶ月?
過去五年のデータによりますと、乳がん患者のうち98%の方が早期発見、早期治療によって乳がんを克服されています。それでも乳がんが身体の他の箇所に移転している場合は深刻な問題になりますがそれでも移転後も数年間の生存するケースは多くあります。

4)5年前に乳がんになり克服しました。だから再病の心配はありません
乳がんを一度克服したとは言え、再病の可能性はあります。ただし再病のほとんどのケースが最初の乳がんから5年〜10年以内のようです。

5)キモセラピーをすると常に気分が悪くなったり吐いてしまう?
キモセラピーによって気分が悪くなったり吐き気を伴う事は多々あります。しかしこの10年ほどで新しい薬が開発・改善され、以前よりも気分が悪くなる、嘔吐する事が減っているという患者さんが増えているのも事実です。

6)胸にしこりがあったら、それは癌?
胸のしこりのほとんどの場合は癌ではありません。しこりは脂肪腫かもしれませんし、繊維腺腫かもしれません。しかしもしもしこりを見つけた場合は医師の診断を受ける事をお勧めします。

7)漢方やサプリで乳がんの治療ができる?
現時点では漢方やサプリが乳がん治療として有効という科学的な証明はなされていません。治療ではなく補助としてなんからの効果があるかも知れませんがしかし本来行われる薬品との組み合わせによる副作用などの研究はなされていません。

8)胸に痛みを伴うしこりがあります。痛みがあるから乳がんではない?
痛みを伴う伴わないという事ががん細胞の有無を見分ける手がかりにはなりません。いかなるしこりも医師に診断してもらうのが良いでしょう。

9)乳がんは空気感染する?
乳がんは空気感染しません。

10)放射線治療は身体のたの細胞や器官を破壊してしまう?
治療に使われる放射量は安全レベルです。専門医による正しい量の使用が行われています。

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Sometimes we embrace myths about breast cancer rather than deal with the realities of the disease. Unfortunately myths can paralyze us and put us in danger.

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異国であなたが、或はお友達が乳がんになった時 Specific Needs Websites for Breast Cancer

乳がんに色々な種類がある事は以前お話しました。乳がんになった人の環境も千差万別です。
私も含め、母国を離れた環境でもしも乳がんになってしまったら、健康面に対する心配もさる事ながらやはり言葉や文化の違いによる戸惑いも多く感じる事と思います。また異国に住む日本人でないお友達やお知り合いの方も思いは同じだと思います。
今回はごく一部ですが、お子様がいる方のサイトと、人種別などにサポートを行っているウェッブサイトの紹介をします。

☆未成年のお子様をお持ちの方が乳がんになった場合:
brestcancermoms.com

このサイトではお子様の年齢に問わず、乳がんをどのように説明したら良いかという例を紹介しています。

アジア女性の為の情報が出ているサイト:
apanet.org

このサイトは特にアジア女性を対象にしたもので、日本人はもとより中国、韓国、フィリピンなどのアジアからの人に役に立つ情報を発信しています。

アフリカン・アメリカン女性の為の情報が多く出ているサイト:
sistersnetworkinc.org

ユダヤ系の女性の為の情報が多く出ているサイト:
www.sharsheret.org

メリカン・キャンサー・ソサエティー(The American Cancer Society)ではスペイン語及び中国語、韓国語、ベトナム語の資料も提供されています。(サイト右上のボタンより)

www.cancer.org

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『乳がん家系』を持つ方へ – When Families Have Multiple Members with Breast Cancer

トゥモロー・トゥギャザーの英語版でありメインサイトnoboobsaboutit.comの管理をされているジーン(Jean Campbell)さんはいわゆる『乳がん家系』に生まれたとの事です。しかし彼女を含むその他のご家族の乳がんは決して遺伝によるものではなかったと診断されたそうです。以下はジーンさんのお母様及びご家族のお話を元に乳がんと遺伝についての彼女の書記です。

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私の母は6人姉妹の1人。そしてその中で唯一乳がんを体験した1人です。母は72歳の時に乳がんと診断、治療を受けその後85歳まで再病する事なく他界しました。

さて、この6姉妹(私の母&おばさんたち)から生まれた子どものうち計8人が女の子。そしてこの8人のうち私を含む5人が成人後に乳がんになりました。

8人の従姉妹姉妹のうち5人もが乳がんになったという事と遺伝とは全く関係ないのでしょうか?!
しかしそれぞれの乳がんのテストでは遺伝の為の発病で合ったという結果ではありませんでした。

私が実際にお話を伺った遺伝子学の先生によると、現時点では遺伝による乳がんの発病患者数は全体の数と比較して非常に少ないとの事です。乳がん発病者全体の中で約10%が遺伝による発病というテスト結果が出ているそうです。

乳がんの発病原因のほとんどは遺伝によるもの以外だという事です。実際にほとんどの乳がん体験者はその家族に乳がんになった人がいないという結果がでています。しかし現時点では乳がんの発病が環境に起因する場合と遺伝に起因する場合の間には非常に複雑な相互関係があり、全てが白黒はっきりとしている訳ではないそうです。

もしもご家族の中に乳がんになった人がいる家系を持つ場合、何か出来る事はあるのでしょうか?

まず初めに現在認知されている遺伝による乳がんのテストを受けられると良いのではないでしょうか。テストを受ける前にこの遺伝による乳がんのテストとは一体どのようなものかを事前に良く調べる事をお勧めします。一例としてネットウェルネス(the Net Wellness)のサイトにはとても詳しく説明が載っていますので参考にしてください。

http://www.netwellness.org/healthtopics/breastcancer/inheritedbreastcancer.cfm#e

また乳がん家系であるなしに関わらず定期検査を受ける事は女性として忘れてはならない大切な事です。
定期検診は面倒がらずに受けてくださいね!

By ジーン・キャンベル


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My mother was one of six girls; the only one to develop breast cancer. She was diagnosed at 72 years old and lived to be 85 years breast cancer free.The six girls had eight girls. Five of the eight girls were diagnosed with breast cancer in their early to mid fifties, including me.
Yet, testing did not identify any genetic defects. Does that mean there is no genetic defect in my family? As it was explained to me…no.

According to the geneticist I met with, at the present time inherited breast cancer disorders account for a small minority of breast cancers overall. Only in about 10% of all breast cancer cases is there actually a genetic defect that can be tested.
Most breast cancers are considered to be from other than genetic causes. In fact, most cases of breast cancer occur in women who do not have a family history of breast cancer. The current theory is that there is a complex interplay between environmental and genetic factors that affects the development of breast cancer, and all the key factors have not yet been identified.

So, what does that mean for all of us who have more than one family member with breast cancer?
First, consider speaking to a genetic counselor about being tested for known genetic causes of breast cancer. Before you do, learn what you can about genetic testing. An excellent resource for well written, comprehensive information on genetic testing and counseling for breast cancer can be found on the Net Wellness website at http://www.netwellness.org/healthtopics/breastcancer/inheritedbreastcancer.cfm#e

Secondly, be diligent about breast screenings.

By Jean Campbell

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乳がん予防月間:乳がんベーシック2 誰が乳がんになるの?-Who Gets Breast Cancer?

乳がんとは乳腺組織に発生したがんの事です。それ故ついつい女性だけの病気かと思いがち・・・
しかし以前にもお話した事がありますが、乳がんは女性だけの病気ではありません。ほんの少数ではありますが男性も乳がんになる事があります。

また乳がんは遺伝による病気ではありません。乳がんになった方の全体の約10%のみが遺伝によるものだそうです。だから乳がんは家族の中に乳がんの経験者がいなくてもなる病気なのです。
それでは年齢的にはどうなのでしょう?

一般的に乳がんになる・なりやすい年齢としては30代後半からその割合が増え40代にかけてがもっとも多いと言われています。しかし実は30代前半或は20代の方等の若年層でも、乳がん全体の割合からしたら少ないかもしれませんが、かなりの人数の方が乳がんを体験しています。アメリカン・キャンサー・ソサエティーの2011年の調査によりますと、乳がんと診断された人のうち210人に1人が40歳以下だったそうです。

もしもあなたが40歳以下(20代或は30代)で、ご自身の胸にしこり等など見つけた場合は年齢に関わらず一度乳がんの検診、モノグラム等を受ける事をお勧めします。まだ若いから、乳がん対象の年齢ではないと思って先延ばしにしないでください。仮に乳がんではなかったとしてもそれはそれで良い知らせです。

また最近出産をされた方で授乳している・していないにかかわらず胸にしこり等を見つけた場合は、『乳腺がミルクのせいで詰まっているのかも?』などの自己診断をなさらずに検診してください。

大変残念な事に『私は乳がんになるには若すぎる』という思いから発見が遅れてしまった、もう数ヶ月発見が早かったら治せたのに・・・というケースが多々あるそうです。若いから、今から迎える未来の為にも自己判断に頼らずに専門医の検査を受けてくださいね!

最後になりましたが、男性の方は通常年齢に関係なく乳がんの定期検診を受ける事がないだけに発見が遅れるケースが多いそうです。男性の方もしこり等がありましたら乳がんの可能性もある事を忘れないでください。 Continue Reading/続きを読む »

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